DAZ STUDIO でCG合成写真を作って暇をつぶそう!

はじめに

えー、普段ハセガワがTwitterに上げ散らかしている、あまり好評いただいてないDAZ STUDIO遊びのやり方をご紹介します。
重要なのはコレ、基本無料でできるということです。

DAZ STUDIOで遊んでると、
エロ動画サイトとかで「あ、この安っぽいCGバナーは!?」とか、
喧嘩稼業読んでて「あ! こないだ発売したアセット早速使ってんな!?」とか、
ゴールデンカムイ読んでて「お、時代考証の合う鉄砲が出るとすーぐ使うんだからぁ」とか、
楽しめるようになります。

あと艶惨前にTwitterにアップしてた動画も DAZ STUDIO で作ってます。普通 DAZ STUDIO で動画は作りません。レンダリングがめちゃ遅いので。
(※下記動画は艶惨8開催前に作られたものですので、明日とか今週土曜とかに板橋に行っても艶惨8はやってません)

さて、ではやっていきましょう。長いス。

大体のとこコレを目指す


はい、このワニマンを合成するにはどうするの? というのを順を追って解説してゆきましょう。
まず最初に謝罪しますが、このワニマンは有料素材です。最近お気に入りなんです。
また Mac OS 版の画面になりますので Windows 版のデフォルト画面とはちょっと雰囲気や配置が違います。

DAZ STUDIO をダウンロード

まず こちらのページ からDAZ STUDIOというものをダウンロードし、インストールします。

写真の情報を調べましょう

次に、使いたい写真を選び、その情報を調べます。
必要なのは、レンズのスペックと撮影した状況です。

① 35mm換算で何mm径のレンズなのか
(お使いの機種、カメラ、レンズ、径、35mm換算、などのワードで検索してください)

② その写真を撮ったときの、地面からのレンズの高さ
(そのときのポーズを思い出してください。突っ立ってるだけなら、まあ大体身長-10〜20cmってとこじゃないスかね。大体で良いでしょう)
(また、写真の「地面」と高低差がある場所から撮った場合、その分も計算しないといけません。面倒くさいので平らなところで撮った写真を選んでください。重要!)

③ その写真を撮った場所

↑Googlemapで緯度経度を調べましょう。

④ その写真を撮った時間

↑Mac OS と iPhone だと、「写真」という標準アプリで見れます。
iCloudでスマホの写真と同期しているこのアプリからテキトウに選んで使うと楽です。
そもそもそういう遊びなわけです。

DAZ STUDIO でロケを再現しよう!

まずは下拵えをします。
Create > New Primitive から Plane を選び……

巨大な板を作ります……。

100km四方もあれば良いかと思いますが、これは本来は無限遠の広さが必要です。でも地球は丸いんでそんな端まで見えませんから、大体でいいです。

そのままだと見にくいので、
Surface タブの中から Opacity というスライダをみつけて、50%くらいにしときます。
半透明です。

↑灰色の部分が巨大板になります。その画面奥のフチが、およその地平線(消失線)の位置になるわけです。
海外のいいかげんな How to とかですと、プレビュー画面の方眼メッシュの端を地平線と合わせようとか言い出してて、ひどいことになります。
そんなん数十メートルしかないじゃん!
(この画面で、巨大板のフチの少し下に傾いているのがそれです)

そしたらプレビュー画面の右上の四角いやつの青いFrontって書いてある面をクリックして、正面向いときます。これで真北を向いた状態になったと思ってください。

次に Lights & Cameras タブの Cameras で、Camera を ADD します。左上の Camera 選択のところをクリックすると Add〜 というボタンがあります。

「今プレビューで見てるセッティングで」を選びましょう。

カメラが生成されたら、Frame width を35mmにして(デフォルトだと36mmなんですがコレの方が正しい気もしますね。知らんけど)Focal Length を先に調べておいたお使いのレンズの径に合わせましょう。

View を 一旦、Camera 1(今作ったやつです)にしときましょう。

次に、Render の画面に行き、Render Setting のタブでアスペクト比を写真のそれに合わせましょう。なに? わからない? 電卓をつかいましょう。写真の短い方を長い方で割れば1:nのnが出ます。

同じ Render 画面の Environment タブから、Type > Backdrop を選択し……

Browse で使いたい写真を指定してやります

今後カメラやViewがどっちを向こうと、この写真が背景に表示されるようになります。
途中で邪魔くさいなと思った方は、さっきの操作を覚えておいて、一旦消しておくのもよいでしょう。

Lights & Cameras の画面に──戻らなくてもまあできるんですが、
とにかく、カメラ(レンズ)の高さ Y Translate を、先に調べた高さにします。

ついでに鍵かけましょう。知らん間に振り回しちゃうことがよくあります。

次です。写真の中の地平線を探します。
海じゃねえんだからそんなもん見えねえよ!
と思うでしょうが、そこはそれ、
「レンズと同じ高さで水平をとってある面」は地平線と同じ線を描きます。
建物などの、水平をとってそうな構造物の「アングルが死んでて真っ平らになっているとこ」を探しましょう。
この写真だと建物の外壁が2面見えてますから、線が真っ平らになってるとこを探します。

普通に遠景が見えてる写真なら普通に地平線(大体でいいんです)を探しましょう。

坂道や傾斜した構造物にだまされないように!

で、その線を見つけたら、

Camera 1 の X Rotate をいじって、半透明巨大板のフチが、その線に重なるようにします。

スナップなんて水平に撮ってることの方が少ないですから、
X Rotation が大体合って傾きが見えたトコで Z Rotation も弄ってやると良いです。

ハセガワはカメラオタクなので大体水平出してしまいます。
(つまんない写真ばっかになりますのでオススメしません)

ここまでが下拵え。
書いてみるとなげえな。

あ、巨大板は不可視にしときましょう。
あとで修正するかもしれないので削除はしない方がいいかも。

光線を再現しましょう

Render画面の Render Settings タブの
Enviroment の項(※Enviromentのタブではないことに注意)で、
Enviroment Mode を Sun-Sky Only にします。項目の一番上です。

Googlemapから緯度経度、
あとカメラが北から何度くらい回ってるかを大体でいいんで割り出して、入力します。
また日時も入力します。

緯度経度はそのまんま SS Latitude、SS Longitude に
(※日本は東経なので経度がマイナス表現になるので注意)、
カメラの水平回転角は Dome Rotation に…… 反時計回りのようですね。大体北西を向いて撮ったっぽいので45度としました。
比較されるような影がジベタにないなら大体でええです。
影がジベタ近くにある場合は、あとでレンダリング見ながら微調整しますが──
その必要がなさそうな写真を選ぶのが楽です。
(これは暇つぶしなのです。「楽に合成できそうだな」という写真を見つけるとこからスタートするものと思ってください)

日時は日時の欄に。
時差を -9 とするのをお忘れなく!

晴れてたので日の強さなんかは弄らなくていいでしょう。

テスト

試しに円柱かなんか置いてレンダリングしてみましょう。
まず円柱か何か──お好きなものを Create > New Primitive から作って、適当にいい感じのトコに置いてください。

Lights & Cameras の Cameras で
Camera 1 の焦点 Focal Distance を弄って焦点を合わせて……
(View を Perspective view か Top にすると楽です。Camera 1 のまま視点を動かすとカメラが動いちゃうので注意してください!)

(※ここでデタラメをやっていることに気づいた方はそのデタラメを是正する工夫ができる人ですし、テケトウなスナップでそれは難しいことにも気づくでしょう。そうです、本来ピント山がきてるところには合成に邪魔なものが絶対にあるのです。ここじゃないのです)

Render 画面の、Render Settings タブで、
Engine が NVIDIA Iray になっているのを確かめ、
Rednerボタンをポチ。

……待つことしばし。
この程度ならMacbook Proでも1分前後です(画像サイズによりますが)


うし、できましたね。

無料でここまでできます!

普通の人間とかも無料セットに入ってますので、円柱で我慢せずとも、普通の人間とかもいけます。

ワニ人間はまあ、こないだ、その、衝動買いしてしまったものですので、有料になりますが、

あとは置くだけでいけるわけです。ポーズなんかもSmart Contentsの中からPOSE選んでポチッとやればプリセットのポーズがつきます。

あとは……美女とかを作れば……わかるな……?

投稿者: hassegawa

a lazy painter, a fuzzy illustrator, the crazy twitterer in Japan.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.